前回基本的な設定の説明をしたので、今回は出力設定を説明していきたいと思います。
画像がほぼ無い説明になると思いますので、分かりやすくなるようできる限り気を配ります。
さて画面右側の”+”ボタンを押すことで出力設定が表示されますが、下図のようにかなり項目が多く、何がどれやらよく解りません。
![](https://c-k1977.com/wp-content/uploads/2021/07/f2f8180a58da5cfe8abf6c6109102861.jpg)
そこで、必要なものをひとつづつ改めて説明していこうと思います。
自動回転とアニメーション
重要なところは前回記入したので、紹介しなかった部分を説明します。
フライ・イン
ここにチェックを入れると、空からデフォルトビューまで移動するアニメーションが入れられます。
いわゆるリトル・プラネットなどの時にも使ったりします。
水平に戻す
一定時間が経過するとデフォルトビューの水平状態に画面が戻ります。
ノードを変更
複数個のパノラマノードを設定したときに、時間経過でパノラマを切り替えます。
ランダムにチェックを入れることでランダム表示になります。
アニメーション
チェックを入れることで”アニメーションエディタ”によって指定された動きを、自動回転の代わりに行います。
トランジッション
バーチャルツアーでパノラマを切り替えるときのエフェクトを指定できます。
デフォルトではクロスディゾルブになっています。
サウンドを設定している場合、これにもエフェクトを掛けることができます。
ホットスポット
ホットスポット(マウスクリックなどで変化を起こすポイント)の基本設定が行えます。
VR
VRビューに対応するか選択します。デフォルトでは”対応”の状態です。
HTML
書き出すHTMLファイルの設定を行います。
ここで、パノラマのデフォルトの大きさやHTMLファイルの出力先を設定します。
コントロール
前回解説した部分に加えて、マウスによるコントロール制御の設定が行えます。
イメージ
パノラマに使用している画像の画質を変更できます。
その他/高度な設定
マルチ解像度の設定や、イメージフォーマットの設定などが行えます。
通常、あまり使用しません。
以上、ざっくりとした説明でしたが、ここまでの段階でパノラマのみを作成するには十分な情報を掲載しました。
詳しい情報は公式サイトのヘルプを参照していただくとさらに深く理解できます。
pano2VR Documentation